運転免許は絶対に取得しなきゃだめ??

お金

国中を張り巡らせるように整備されている道路。国土交通省の運輸白書によるとその総距離は130万キロに届こうとしています。そんな道路を走るために欠かせない自動車は、乗るために運転免許(以下、免許)を受けなければなりません。一昔前は免許を取ることが当たり前となっていた時もありましたが、現在は免許を取らないという選択肢を採る人もちらほら見受けられます。今回は免許と取ること、取らないこと双方のメリット、デメリットについて触れながら免許を取るべきか、取らないべきか考えていきます。

なぜ以前は免許を取ることが当たり前となっていたか

はじめに以前はなぜ免許を取ることが主流になっていたか昭和時代を例にとって考えてみましょう。

まず、交通手段という側面から考えた場合、運輸白書によると、昭和30年頃に道路をはじめとした大規模な交通の整備が始まり、続く40年代にはモータリゼーションが発展したことから、各家庭における自家用車の保有率の高まりとともに、全移動手段中の自家用車での移動が増加したといいます。

自家用車の保有率が高くなるということは、言い換えれば、運転する人も増えたと捉えることができます。このような時代背景から、免許を取って当たり前という風潮が出来上がってきたのではないかと考えられます。

では、こんな時代背景があった免許ですが、次は取った場合・取らない場合のメリット・デメリットについて考えていきましょう。

免許を取るメリットとデメリット

メリット

大前提に車の運転ができることが挙げられます。日本では、車を公道で運転する際には必ず運転免許証(以下、免許証)が必要で、免許を取っていない人は運転することができません。免許を取ることによって自分のできることが広がることは免許取得の一番の魅力といえるでしょう。

また、免許証は運転ができることを示すことの他、本人確認書類としての側面も持ち合わせており、本人確認が必要な申込・契約(クレジットカードや、携帯電話の契約等)に使うことができます。

本人確認書類として保険証や場合によっては住民票等を提示する場合もありますが、顔写真がついていないために他の本人確認書類と併せて提示しなければならない場合や、そもそもそれらの本人確認書類では申込や契約ができない場合があります

これらを考えると公的な機関が発行している顔写真のついた身近な本人確認書類として免許証は大変有効です。近年では、同じく顔写真付きの本人確認書類としてマイナンバーカードが登場していますが、現状、免許証ほどの普及はしておらず、今後も免許証の本人確認書類としての役割が代替されることは当分先だと考えられます。

デメリット

免許を取得するためには自動車教習所(以下、教習所)に行き、教習課程を経て卒業しなければならず、これにはそれなりのお金がかかります。免許を取ることのデメリットとして挙げるとするならば、免許の取得に費用がかかることが挙げられます。地域や自動車教習所によって若干の差異がありますが、おおかた教習所を卒業するまでに20万円前後の費用がかかることがほとんどです。また、これとは別に運転免許センターで本試験なるもの(〇×方式の運転免許に関する試験)があり、これにも所定の費用がかかります。

また、取得した免許は何もしなくても一生効力が継続するわけではなく、一定の期間が経過すると免許更新をしなければなりません。こちらの更新は免許の種類によって期間が決まっており、俗にいうゴールド免許ですと5年おきに更新をする必要があります。こちらに関しても更新のたびに所定の手数料が必要になります。

このように、免許を取るまで、また取ったあとに一定の手間と金銭的コストがかかることが免許を取得した場合のデメリットとして挙げられるでしょう。

他方で、免許と直接関係しませんが、免許を取得したあとはペーパードライバーを除いた場合、車を運転すること、ひいては車を所有することを考えなければいけません。これに伴ってローン・車検・ガソリン代・各種保険等の車の維持費が別途かかることにもなります

免許を取らないメリットとデメリット

メリット

免許を取らないという選択をした場合のメリットとして、取得に係る一切の費用がかからないことが挙げられます。また、免許更新や、車の購入・所有に関する諸経費もかかりませんので、日々の生活のコストを抑えることが可能です。また、免許を取得しない=運転をしない ことになりますので、運転することによって生じる「自身が事故を起こすリスク」をゼロにすることができるほか、運転中に渋滞に巻き込まれてイライラすることもありません。

デメリット

デメリットとして挙げられるのは免許を取得しないことで自分の活動範囲が狭まってしまうことでしょう。近年では公共交通が発達したおかげで、都市圏では日常生活での移動に不便を感じることが少なくなりました。

そうは言っても、日本全国津々浦々までこれが張り巡らされているわけではありません。地方部では、公共交通だけでは移動に限界があります。例えば、地方部へ旅行に行った際、「行きたいところがあったけど、車でしか行けない場所だったので行けなかった」なんてこともあるかもしれません。

上で挙げた例は少し極端で、自家用車でしか行けない場所というのはほんの一部です。自家用車のほか、タクシーやバス等の移動手段がある場合がほとんどですが、安価に、なおかつ時間に縛られずに移動できるという点で自家用車に勝るものはありません。この点において免許を所持していないことは自分の行動範囲を制限してしまい、いわば足かせになってしまうことが考えられます。

免許はとれるなら取っておいた方がいい

以上ここまで免許を取得するべきか、しないべきかについてそれぞれのメリット・デメリットについて述べてきました。都市部と地方部で免許の重要性が異なるので、一概には断言できませんが免許を取るかどうか迷っているという方は取ったほうが好ましいでしょう。

では、免許を絶対に取らなければいけないか、というとそうではありません。免許がなくとも生きていけます。連日のように流れる交通事故のニュースを見て「私はこんなことを起こしたくない・運転したくない」と考える方もいらっしゃると思います。その場合には無理して免許を取る必要はありません。しかし、免許を取らないという選択をした場合、それによって自らが被るデメリットについて理解しておく必要があるでしょう。

持っていれば、普段は使わずとも、いざという時の移動手段になりますし、本人確認書類として使うこともできます。また、就職を控えている場合、応募条件に「免許を所持していること」という条件を設けている会社が多数見受けられます。免許を持っていない場合はこのような条件の会社には原則として応募ができなくなってしまい、このような条件がない会社を選ばなければなりません。こういう面でも免許がないことによって自分の活動範囲を狭めてしまう可能性があります。

このように車を運転するという側面だけではなく、本人確認書類として、また、就職の条件としても使われている免許は、所持していることによるデメリットは少なく、反対に所持していると何かと便利ですので、今後運転するかわからないという方でも取っておくことをおススメします。

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