預貯金でよく聞く単利と複利の違いってなに??

お金

貯金や預金をすると利子がつくことがあります。その利子には「単利」と「複利」という種類があり、それぞれに特徴があります。今回はこれらの特徴について解説していきます。

単利と複利

単利は例えば預金の場合、預けてある元金(元のお金)に一定の利息が付き、それを定期的に受け取ることができます。

対して、複利は預けてある元金に利息がつき、それ以降は元金+利息にさらに利息が付く方法です。

一見すると定期的にお金がもらえる単利の方がうれしいような気がしますが、果たして本当にそうでしょうか。例を挙げて考えてみましょう。

例えば、元金が100万円あったと仮定して、年利1%で10年運用したとしましょう。

・単利の場合

年利:1000000円×0.01(1%)=10000円

10年で受け取れる金額:10000円×10年=100000円

10年後の元利合計:1100000円

・複利の場合

1年目の元利合計:1000000円×1.01=1010000円

2年目の元利合計:1010000円×1.01=1020100円…

10年後の元利合計:1000000円×(1.01)^10≒1104622円

このように複利の場合には元利合計(元金と利息)に利息が付いていきます。

10年後の金額で比較してみると複利の方が単利よりも4622円多いという結果になりました。「たかが5000円弱」と考えるのも否定はしませんが、同じ金額を預けるとしてもこのように違いができるということがお分かりいただけたかと思います。

今回は元本が100万円の場合という例を挙げ説明しましたが、もし元本がもっと多額の場合はさらに差が開くということになります。

単利と複利それぞれのメリット・デメリット

単利のメリット・デメリット

単利は定期的に例えば1か月や1年の周期で、預金の場合であれば利息を受け取ることができます。これが単利での運用の主なメリットです。

反対にデメリットとしては、複利のように元本+複利に利息が付かず、元本のみに利息が付くので、前述したように、複利と比べて運用益(運用して出た利益)が少ない点が挙げられるでしょう。

・複利のメリット・デメリット

複利のメリットは、運用益が単利と比べて多くなる点にあります。一定期間使う予定がないお金であれば複利で運用した方がよいでしょう。

反対に、デメリットは、短期間ではお金が増えるという効果を実感できないことが挙げられます。複利運用の場合、短期間ではなく、5年や10年等の長期的な運用が前提となります。また、預入期間中の利息も預け入れるため、預入期間中は利息を受け取ることができません。

自分の状況に応じた運用方法を

単利での運用は、比較的元金が多く、配当で生活をする方や、定期的に収入が欲しい方におすすめの運用方法だと考えられます。

反対に複利での運用は、特にお金を使う予定がなく、これからの運用資金の元本を増やそうとする方におすすめの運用方法だと考えられます。

定期的に収入が欲しい、お金を増やしたいからと言って、生活資金にまで手を出すのは大変危険です。自分の置かれている状況に合わせて、余剰資金の範囲内で運用を楽しみましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました