今更だけど…年賀状はなぜ廃れるの?

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今年も年末年始の時期が近づいてきました。年始の風物詩と言えば、初日の出であったり、おせち、お年玉であったりを連想することがあるのではないでしょうか。年賀状もまたそのひとつです。しかし、巷のニュースでは年賀状に関するいいニュースというのがあまりなく、年賀状の発送部数が年々少なくなっているというどちらかというとネガティブな内容のものばかりです。では、なぜそうなってしまうのでしょうか。話題に挙げるには今更感もありますが、この問題について少し考えてみます。

なぜ、年賀状を書かなくなったか

年賀状を書かなくなった理由は以下のものが考えられます。

時間がない

年賀状を相手の手元に1月1日の元日に届けるためには、前年の12月15日から25日までにポスト投函をしなければなりません。しかし、年の瀬は仕事納めであったり、それに伴う忘年会、ポスト投函の期日である25日にはクリスマスなど、何かと忙しい時期で、年賀状のことだけを考えていればいい、というわけではありません。

それなら前々から準備しておけばいいじゃないか、と考えられる方もいるかもしれませんが、現代の社会人は日々の仕事がまず忙しく、時間の合間を見て年賀状を書くことが難しいことが考えられます。

時代の流れとともに生活スタイルが変化した

以前の年末年始、特に年始においては年初めからお金を使うとその一年浪費をしてしまうという言い伝えがあったようで、あまり外出はせず、家族・親戚で集まり、ゆっくりしていることが多かったようです。

しかし、近年では、親戚の集まりぐらいはあるかもしれませんが、「年始早々お金を使うと…」なんて言い伝えは無いように思われます。

その証拠に新年の初売りが他のセールよりもお得に買い物ができるという考えが定着しつつあるのか、元日から福袋を初めとした初売り等が盛んにショッピングモールをはじめとした商業施設で行われています。

このように、昔ながらの年末年始の過ごし方が時代とともに廃れていった結果、そのしわ寄せが年賀状にも及んだのではないかと考えられます。

インターネットの普及に伴うSNS等の台頭

近年ではLINEやTwitterなどのSNSが飛躍的に発達しました。これにより、インターネット環境があり、それに接続する機器さえされば、基本的に無料で、しかも容易にリアルタイムでその人と連絡が取れたり、近況が確認できるという状態になっています。

大晦日から新年を迎える際に、サーバーがパンクしてメッセージの送信ができなかったことが数年前にありましたが、このような現象からもSNSが普及していることを実感することができます。

このようなことから、購入して、書いて、ポスト投函するという手間がかかる年賀状がそれまで果たしていた新年のあいさつ、ならびに近況確認としての役割をSNSが代替し、発送部数が減少したというのは想像に難くありません。

「SNSを使って新年の挨拶をすればいいのに、なぜ年賀状でわざわざしなければならないのか」という考えを持っている人も当然います。とかく、このような考えはご年配の方よりもデジタルネイティブといわれる若年層に多く見られるため、今後もこのような考えがなくなる事はないでしょう。

年賀状にいいところは全くないのか

ここまで年賀状が衰退の一途を辿った理由について考えてきましたが、「年賀状には全くいいところがないのか」というとそうではないと筆者は考えています。

年賀状は一年の中でも年始にしか送る事ができない、また受け取る事ができない郵便物です。用意するのには時間的にも肉体的にも手間がかかりますが、受け取ったときに何か特別感を感じることができるのが年賀状の醍醐味といえるでしょう。これはSNSではあまり感じることができません。また、副産物として、年賀状の番号抽選なるものがあり、新年のあいさつにプラスして年賀状を楽しむこともできます。

年賀状の今後は?

従来の紙を媒体とした年賀状はこの先も発送部数が減少していくことでしょう。これには前述した理由も大いに関係しますが、そのほかに、人口が減少することから、送る・受け取る人の母数が減少することが挙げられます。

また、社会的に省エネルギー化・ペーパーレス化が進展していることから、年賀状が紙ではなくなり、手元の電子機器から送れたり、受け取れたりする形式に変わっていくことも十分に考えられます。

従来までの当たり前が覆される日もそう遠くはないかもしれません。

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