持ち家と借家、住むならどっち?

生活

人生最大の買い物として挙げられる住宅。「いつかは持ち家」と考える人もいらっしゃるのではないでしょうか。その一方で最近はアパートなどの借家で生活をしている方もいらっしゃいます。では、生活をしていく上でどちらが好ましいのでしょうか。双方のメリット・デメリットを踏まえながら解説します。

持ち家のメリット・デメリット

今回は持ち家と借家の双方を比較しますが、まずは持ち家のメリット・デメリットについて考えていきます。

持ち家のメリット

持ち家は主にローンを利用して購入することが想定されますが、その支払いが終われば、自分の所有物にできるのが一番のメリットとして挙げられるでしょう。自分のものになるわけですから、壁に画びょうで穴を開けたり、壁の色が気に入らなくなったら、壁紙を張り替えるなど、家に何をしようが自由です。

こういった点で、借家よりも生活の自由度が断然高いと言えます。

また、持ち家の中でも一軒家であれば、他の家庭との距離が空間的に離れており、家庭ごとのパーソナルスペースを確保することが容易ですので、周りを気にすることなく、家族での時間を過ごすことができます。小さなお子様がいらっしゃる家庭は特に持ち家であることに便益を感じるでしょう。

持ち家のデメリット

持ち家は自分で所有しているわけですから、所有していることに対して固定資産税がかかることがデメリットとして挙げられます。固定資産税は毎年1月1日時点で固定資産課税台帳に所有者として登録されている人に対して、固定資産税評価額をもとに算出されます。

固定資産税は不動産を所有していることに対してかかる税金ですが、不動産を取得した際にも、不動産取得税・登録免許税・消費税・印紙税などの各種税金がかかります。

また、税金の他にも、所有している過程でエアコンや、給湯機等の設備に不具合が生じる場合も考えられます。この場合は自力で直す、ないしは交換するなどをしなければなりませんし、もちろんそこにかかる経費は自分が支払う必要があります。

借家のメリット・デメリット

ここまで持ち家のメリット・デメリットについての説明してきましたが、借家の場合のメリット・デメリットはどのようなものがあるでしょうか。

借家のメリット

借家のメリットとしては、自分で所有するわけではないので、取得や維持にかかる各種税金がかからないことがまず挙げられます。また、備え付けの設備に関しては、賃貸契約の内容にもよりますが、ほとんどの場合、借主が負担する部分はないと考えていいでしょう。もちろん、生活している上で破損させてしまった設備等に関しては自己負担になる場合があります。

他に、借家は住む場所に縛られないという利点もあります。そこにある物件に一定の期間住むだけですので、違うところに住みたくなったら場所を変えることが容易に可能です。

しかし、借家となると、税金はかかりませんが敷金・礼金(場合によっては礼金がない場合の借家もあり)という金銭を支払う必要が生じてきます。また、近年は大家さんと直接契約を結ぶ方式ではなく、不動産会社を介しての賃貸契約がメインです。間に不動産会社を介すことによって敷金、礼金の他、不動産会社の報酬となる仲介手数料が発生します。

この仲介手数料は家賃の半月分~1か月分が相場となっており、敷金・礼金を含めて考えると、引っ越しをする際にはおよそ家賃の3~4か月分の金額が必要になります。都度引っ越すということは、金銭面で現実味のない話ですが、金銭面を全く考えないのであれば、実質場所にとらわれない生活ができます。

借家のデメリット

借家のデメリットとしては、いくら家賃を支払っても、自分の所有物にならないということが挙げられます。また、借家の設備を破損させた場合、退去時までに修理・補修をしなければなりません。

また、アパートなどの借家においては他世帯(家族)と仕切りが壁一枚もしくは屋根一枚となっており、他世帯の生活音が気になることが少なからずあるかもしれません。また、反対に自世帯の音も他世帯に聞こえることになりますから、楽器を演奏したり、大声を出したりすることは近所トラブルを避けるためにも控えるべきでしょう。

こういった点で生活における活動の幅が制約されてしまうことがあります。

おわりに

ここまで持ち家と借家のメリット・デメリットについて解説してきました。

持ち家の場合は、隣家との距離が絶対的に離れていることから、パーソナルスペースの確保が可能になります。特に子育てを行っている家庭においては欲しい条件なのではないでしょうか。また、ローンを完済し終われば、自分の所有物になるわけですから、子供やその後世に受けつぐこことができます。このような点においては持ち家に強みがあると言えるでしょう。

反対に、借家の場合、設備の故障等の問題が発生したと考えると、ほとんどの場合、大家さんが修理してくれます。また、金銭的な問題を除けば、好きなところに居住することが可能です。このような点においては借家の方に強みがあると言えるでしょう。

持ち家と借家、どちらがベストかという問題は、それぞれ置かれた状況によって異なり、絶対的な正解はありません。自分の状況をよく確認し、自分に合った住まい探しを行いましょう。

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